研究課題/領域番号 |
26630402
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
反応工学・プロセスシステム
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
鄭 国斌 長崎大学, 工学研究科, 准教授 (40346929)
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連携研究者 |
佐野 秀明 長崎大学, 工学研究科, 助手 (10253634)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 窒化バナジウム / スーパーキャパシタ / 多孔質炭素 / イオン交換 / レソルシノール / タンニン酸 / ナノ粒子 / イオン交換樹脂 / グラフェン |
研究成果の概要 |
本研究はVNナノ粒子-多孔質炭素複合電極の開発をした。レソルシノールとホルムアルデヒド樹脂にスルホン酸基を導入したsRF樹脂の合成に成功した。炭素化後のsRFCはメソ細孔の容積が大きく増え、優れたキャパシタ特性を発現した。一方で、sRFC中にバナジウムイオンを導入効果がほとんど現れなかった。酸化バナジウムナノファイバー複合体の新規合成法を開発した。窒化処理により10nm以下VNナノ粒子複合体が得られ、VNの容量は約300F/gに近い値が得られた。また、レソルシノールの代わりにタンニン酸を用い、メソ細孔が高度に発達している多孔質炭素THCを合成し、優れたキャパシタ特性が発現した。
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