研究課題
挑戦的萌芽研究
sMMOはメタン資化細菌に含まれ、酸素分子を活性化してメタンからメタノールへの酸化を触媒する非ヘム二核鉄酸化酵素である。sMMOの機能を再現する高い酸化活性を示す金属錯体の開発が必要である。sMMOの二核鉄に配位する豊富なカルボキシラト基の効果を明らかにするため、それを模倣したモデル研究が注目されている。我々はアルカンの酸化反応において高い触媒能を持つ二核鉄錯体Fe2Lglyを合成し、それを触媒としたアルカンの高速・高効率・高選択的水酸化反応に成功した。本研究では、Fe2Lglyなどのカルボン酸含有二核鉄錯体を用いてシクロヘキサンやアダマンタンの高効率・高速水酸化反応に成功した。
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Angewandte Chemie International Edition
巻: in press
Chemistry A European Journal
巻: 17 号: 17 ページ: 1-14
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Chem. Sci.
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http://www1.doshisha.ac.jp/~mkodera1/index.html