研究課題/領域番号 |
26630415
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
触媒・資源化学プロセス
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
古南 博 近畿大学, 理工学部, 教授 (00257966)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 光触媒 / 還元反応 / アルケン / エポキシド / アルキン / 助触媒 / アルコール / 酸化チタン / 部分水素化 / 化学選択性 / ジアステレオ選択性 / 水素フリー / 選択還元 |
研究成果の概要 |
光触媒反応には、「安全性が高い」、「太陽光が使える」、「常温常圧で反応が進行する」、「密閉性の高い反応器が不要」など、他の方法に比べ、優れた点が多く、次世代の物質変換反応として注目される。本研究では、水素フリー、常温常圧下における3つの光触媒反応系【1.Pd担持酸化チタンによるアルケンの水素化、2.銀担持酸化チタンによるエポキシ化合物の還元的脱酸素、3.銅担持酸化チタンによるアルキンの部分水素化】を開拓した。いずれの反応系においても、助触媒担持が重要であり、また、2級アルコールが溶媒兼電子供与剤として有効に作用した。いずれの場合も、還元生成物と酸化生成物(ケトン)が高い量論で得られた。
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