研究課題/領域番号 |
26630420
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
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研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
寺田 昭彦 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 准教授 (30434327)
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連携研究者 |
堀 知行 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 環境管理研究部門, 主任研究員 (20509533)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | N2O還元細菌 / 亜酸化窒素(N2O) / ガス透過膜 / 細菌 / 単離 / 動力学的解析 / 集積化 / nosZ / 酸素耐性 / 亜酸化窒素 / 呼吸活性 |
研究成果の概要 |
亜酸化窒素(N2O)を窒素ガスに変換可能な高効率N2O還元細菌の獲得を目指し、ガス透過膜を用いた集積培養デバイスを開発した。このデバイスを用いた長期培養により、近年新たに報告されたnosZ clade II型のN2O還元細菌の優占を確認した。特に、Rhodocyclaceae科に属するDechloromonas属が優占種であることを明らかにした。集積したバイオマスからこの優占種と相同性の高い細菌種Dechloromonas sp.の単離に成功した。この細菌種は従来のnosZ clade I型のN2O還元細菌よりN2Oを効率的に窒素ガスに変換可能であることを示した。
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