研究課題/領域番号 |
26630421
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物機能・バイオプロセス
|
研究機関 | 東京農工大学 |
研究代表者 |
中村 史 東京農工大学, 工学(系)研究科(研究院), 客員教授 (40357661)
|
研究分担者 |
池袋 一典 東京農工大学, 大学院工学研究院, 教授 (70251494)
|
連携研究者 |
鈴木 誠 東北大学, 大学院工学研究科, 教授 (60282109)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 分子クラウディング / ナノニードル / モレキュラービーコン / 核酸分子 / 結合速度定数 / 結合速度 |
研究成果の概要 |
本研究では、モレキュラービーコン(MB)を用いて、細胞内を模した分子クラウディング環境でMBに対する核酸のハイブリダイゼーション速度(結合速度定数)を評価した。またMBを修飾したナノニードルを用いることによって、細胞内で直接mRNAの結合速度定数を評価することを試みた。20wt%PEGにより分子クラウンディング環境を模した緩衝液中で結合速度定数は大きく、またDNAと比較してs-oligoの結合速度定数が大きいことが明らかとなった。細胞内での試験結果は、前述のいずれの結合速度定数を上回るものであり、過去の報告例と比較して細胞質におけるmRNAの拡散係数が大きいことが示唆された。
|