研究課題/領域番号 |
26630457
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
船舶海洋工学
|
研究機関 | 神戸大学 |
研究代表者 |
勝井 辰博 神戸大学, 海事科学研究科, 准教授 (80343416)
|
研究分担者 |
井上 朝哉 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 地球深部探査センター, 主任技術研究員 (10359127)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 海底科学掘削 / ドリルパイプ / Stick-Slip / 中立型遅延微分方程式 / 数値解析 / ドリルパイプ模型試験 / 海洋科学掘削 |
研究成果の概要 |
本研究ではドリルストリングに発生するStick-Slip現象を予測するための数値解析手法の開発を目的とした。Stick-Slip現象の問題は中立型遅延微分方程式を解く問題に帰着されるが,これを数値的に解くためには,初期履歴の設定およびドリルビットに作用する摩擦トルクの設定という2つの難点が存在する。初期履歴の設定の問題では連続条件に微小な擾乱を加えた初期履歴を与えることで安定なStick-Slipの数値解が得られることを示した。摩擦トルクに関してはトップドライブトルクの計測値から設定する方法を示した。これらの手法を用いれば模型レベルのStick-Slipは精度よく推定できることが分かった。
|