研究課題/領域番号 |
26630488
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
原子力学
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
馬場 祐治 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 福島研究開発部門 福島事業管理部, 嘱託 (90360403)
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研究分担者 |
下山 巖 (下山 巌) 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 研究主幹 (10425572)
平尾 法恵 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 量子ビーム応用研究センター, 技術開発協力員 (30600027)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | セシウム / アルカリ金属 / 吸着 / X線光電子分光法 / 全反射 / 放射光 / X線光電子分光法 / 酸化物 / 極微量 |
研究成果の概要 |
土壌、粘土鉱物などに吸着した放射性セシウム(Cs)の化学結合状態を明らかにするため、酸化物および層状酸化物(マイカ)に吸着した極微量Csおよび他のアルカリ金属についてX線光電子分光法(XPS)測定を行った。X線の全反射条件でXPSを測定することにより、1 cm2あたり100ピコグラム(200ベクレルのCs-137に相当)までの極微量Csの測定が可能となった。XPSスペクトルの内殻結合エネルギーの化学シフトを点電荷モデルで解析した結果、マイカ表面に吸着した極微量のアルカリ金属は、極微量になるほど、基板と吸着原子間のイオン結合性が大きいことを明らかにした。
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