研究課題
挑戦的萌芽研究
記憶固定化の意義として、「組織レベルの固定化 = 海馬非依存的記憶への変化」と考えられている。本課題では、我々が開発した恐怖条件付け文脈課題をベースにした解析系を用いて、他グループの知見を再現しつつ、「古い記憶」の性状を解析し、「組織レベルの固定化」の意義を再考し、「古い記憶」制御に対する海馬の役割を再検証した。その結果、古い恐怖記憶を長く想起させると海馬が活性化され、より正確な記憶が想起され、海馬依存性が高まることが強く示唆された。以上より、組織レベルの固定化が完了した古い記憶の場合、短い想起時間では海馬は活性化されず、海馬が活性化され、正確な記憶が想起されるまでに時間を要すると考察した。
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すべて 国際共同研究 (1件) 雑誌論文 (13件) (うち国際共著 1件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 8件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (40件) (うち国際学会 6件、 招待講演 13件) 備考 (2件) 産業財産権 (1件) 学会・シンポジウム開催 (2件)
Biosci. Biotechnol. Biochem.
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