研究課題
挑戦的萌芽研究
独自に開発したランダムスキャン型二光子励起顕微鏡システムを用い、脳切片中の神経細胞の膜電位計測を同時多点で行うことを目的とした。複数培養神経細胞から同時に計測した活動電位記録のスパイク抽出アルゴリズムと時系列の細胞間の比較アルゴリズムを開発し、ソフトウェアに実装し、神経細胞のシナプス結合の有無および結合の方向性について解析を行うことに成功した。脳切片中の神経細胞の膜電位感受性色素を用いた染色法の開発に成功し、これら神経細胞の活動電位計測に成功した。
すべて 2016
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 謝辞記載あり 1件)
Journal of Neuroscience Methods
巻: 263 ページ: 48-56
10.1016/j.jneumeth.2016.01.023