研究課題/領域番号 |
26640023
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
神経生理学・神経科学一般
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
落石 知世 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (30356729)
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研究分担者 |
角 正美 茨城県立医療大学, 保健医療学部, 嘱託助手 (30646261)
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連携研究者 |
戸井 基道 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (50344213)
海老原 達彦 国立研究開発法人産業技術総合研究所, バイオメディカル研究部門, 主任研究員 (00344119)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | アルツハイマー病 / アミロイドβタンパク質 / シナプス / オリゴマー / トランスジェニックマウス / GFP / 行動解析 / 長期増強 |
研究成果の概要 |
アルツハイマー病(AD)はその発症原因として最近、従来のアミロイド仮説ではなく、アミロイドβタンパク質(Aβ)のオリゴマーが神経細胞内でより強い毒性を示し、シナプス障害を引き起こすとするオリゴマー仮説が有力となりつつある。本研究ではAβの細胞内動態を生きた個体で可視化できるAβ-GFPトランスジェニックマウスを開発した。Aβ-GFPの分子特性を解析した結果、生体内・外でオリゴマーを形成することが判明した。このマウスの行動学的解析では、比較的若い月齢で既に認知機能障害を呈することから、このマウスはAβオリゴマーの毒性機構とADの記憶障害の発症機構の解明に大きく貢献できると考えられる。
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