研究課題/領域番号 |
26640076
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
腫瘍生物学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
越山 雅文 京都大学, 医学(系)研究科(研究院), 講師 (50724390)
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研究分担者 |
松村 謙臣 京都大学, 医学研究科, 準教授 (20452336)
馬場 長 京都大学, 医学研究科, 講師 (60508240)
小西 郁生 京都大学, 医学研究科, 教授 (90192062)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 癌幹細胞 / 化学療法耐性 / ヘッジホッグ経路 / 治療抵抗性獲得 / 卵巣癌 / SP分画 / 卵巣漿液性腺癌 / shRNA / single clonogeneisity / chemosennsitivity / sphere formation / shRNAライブラリー / SP分画 / single clonogenesity / chemosensitivity / sphere formation assay |
研究成果の概要 |
卵巣癌が比較的容易に治療抵抗性(化学療法耐性、少ない細胞数からの腫瘍形成能力)を獲得するのは、何らかの遺伝子発現低下が起因ではないかと仮定し、ほぼ全ゲノムを対象としたスクリーニングを行った。その結果、たった一つの遺伝子発現低下が卵巣癌の治療抵抗性獲得を起こす事を見いだした。しかもそのような遺伝子が、少なくとも6つあることも分かった。この6因子の発現低下から生じる治療抵抗性獲得には、ヘッジホッグ経路が関わる事も分かり、その阻害剤の投与で、獲得された治療抵抗性が減弱する事も分かった。これにより、難治性卵巣癌に対する新たな治療選択を探索する道が開けると期待できる。
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