研究課題
挑戦的萌芽研究
我々はこれまでGBM発生マウスモデルを用いた解析から共通して増幅する遺伝子領域を見出した。本研究では、解析マウスを増やして発がんに関わる責任遺伝子の同定を行うと共に、それらの遺伝子の機能解析および作用を阻害する小分子化合物についての解析を行った。本マウスモデルではHMT-1が腫瘍発生過程の早期より過剰発現するが、増幅遺伝子領域中にはHMT-1と結合する別のタンパク質HMT-2が存在することを見出した。HMT-1、HMT-2の阻害は、in vitro、in vivoで効果的にGBMの増殖を抑制することから、本研究の成果を発展させることで、今後新たなGBM治療薬の開発が期待できると考える。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち国際共著 2件、 査読あり 6件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 2件) 学会発表 (14件) (うち国際学会 2件、 招待講演 11件) 図書 (9件) 産業財産権 (1件)
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