• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

オリゴ糖の多様性を利用した安全な抗がん剤の開発

研究課題

研究課題/領域番号 26640106
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 腫瘍治療学
研究機関順天堂大学

研究代表者

細見 修  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 客員教授 (30134274)

研究分担者 佐々木 啓  順天堂大学, スポーツ健康科学部, 准教授 (20384969)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2016-03-31
研究課題ステータス 完了 (2015年度)
配分額 *注記
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
キーワードオリゴ糖 / 多様性 / がん細胞 / 抗がん剤 / アポトーシス / グルコサミン / 副作用 / apoptosis / 高転移性 / QOL
研究成果の概要

ヒト骨髄性慢性白血病細胞の増殖を強く抑制する二糖(MelNH2, Galα1-6GlcNH2)の開発や、その臨床応用に向けた研究を進めてきた。MelNH2が通常の抗がん剤のような副作用のない安全なものとなれば、広く社会に貢献できる。
がん細胞がMelNH2を取り込む機序の解明は残っているが、がん細胞のクロマチン凝集や小胞体からのカルシウムイオンの放出を招き、アポトーシスを誘導すると思われる。又メタロチオネインの異常発現から、がん細胞はMelNH2を排除するためメタロチオネインを総動員させると推測された。リボ核タンパク質がMelNH2と反応し、そのスプライシング機能を阻害することも推測された。

報告書

(3件)
  • 2015 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2016 2015 2014

すべて 学会発表 (5件) 図書 (1件)

  • [学会発表] 新規開発した二糖類MelNH2(Galα1-6GlcNH2)のin vitro, in vivoにおけるがん増殖抑制効果とそのメカニズム2016

    • 著者名/発表者名
      藤田一樹、中里龍之介、牧岡優佳、山本菜々子、久保原禅、三澤義知、尾形慎、細見修
    • 学会等名
      「がん研究分野の特性等を踏まえた支援活動」公開シンポジウム(ポスター発表)
    • 発表場所
      東京 一橋講堂
    • 年月日
      2016-02-08
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] 骨肉種を移殖したマウスに投与したオリゴ糖 (MelNH2,Galα1-6GlcNH2)と抗がん剤の作用の比較2015

    • 著者名/発表者名
      上村郁人、山本菜々子、久保原禅、細見修
    • 学会等名
      第29回日本キチン・キトサン学会
    • 発表場所
      熊本 東海大学
    • 年月日
      2015-08-21
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] オリゴ糖添加によるMDAMB231(高転移性ヒト乳がん細胞)の増殖抑制と高発現するマーカーの減少について2015

    • 著者名/発表者名
      牧岡 優佳、山本 菜々子、久保原禅、細見 修
    • 学会等名
      第29回日本キチン・キトサン学会
    • 発表場所
      熊本 東海大学
    • 年月日
      2015-08-21
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書
  • [学会発表] MelNH2(Galα1-6GlcNH2)はイヌのリンパ腫細胞内カルシウムレベルを上昇させ細胞死を招く2014

    • 著者名/発表者名
      伊藤匠、池田啓一、佐々木啓、細見修
    • 学会等名
      日本キチンキトサン学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2014-08-06 – 2014-08-07
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [学会発表] MelNH2(Galα1-6GlcNH2)の投与はマウスがん細胞の増殖を抑える2014

    • 著者名/発表者名
      藤田一樹、池田啓一、佐々木啓、細見修
    • 学会等名
      日本キチンキトサン学会
    • 発表場所
      東京
    • 年月日
      2014-08-06 – 2014-08-07
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書
  • [図書] アミノ糖について2016

    • 著者名/発表者名
      細見修
    • 総ページ数
      55
    • 出版者
      ジャパンフィットネス
    • 関連する報告書
      2015 実績報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2017-05-10  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi