研究課題/領域番号 |
26650003
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
小椋 利彦 東北大学, 加齢医学研究所, 教授 (60273851)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | エネルギー代謝 / 力学刺激 / 転写調節 / 核内受容体 |
研究成果の概要 |
心臓は変動する脈拍、血圧に適応しつつ循環恒常性を維持している。このためには、心拍維持に必要なATP を産生し続ける。ATP 産生のエネルギー代謝が破綻すれば、すなわち死を意味する。これを回避するため、心臓は循環動態に応じてエネルギー代謝を制御する。しかし、この適応メカニズムは解明されていない。我々が同定した力学刺激応答因子は、心拍による力学刺激で核内に移行し、核内受容体のひとつと相互作用する。この結果、転写活性化、エネルギー代謝促進、ATP産生増大を起す。この合目的的機構は、変動する循環動態への重要な対応機構であり、循環恒常性維持のエネルギー側面を明確にすることができた。
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