研究課題/領域番号 |
26650004
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
馬場 忠 筑波大学, 生命環境系, 教授 (40165056)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 低分子核酸 / DNA・mRNAハイブリッド / 遺伝子サイレンシング / mRNA分解 / 翻訳抑制 / 転写後調節 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は、細胞質に低分子DNAが存在し、それがmRNAとヘテロ2本鎖を形成することによって遺伝子サイレンシングで機能しているのかを明確にすることである。まず、低分子DNAが各組織で普遍的に存在することが明らかになった。また、いくつかのmRNA分子種に対するRNase H処理の感受性を調べたところ、RNase Hへの感受性はmRNA分子種によって異なり、actinやacrosinは感受性が高く、転写因子であるTRF2やTFIIAγ、ACTはやや抵抗性があることも明確になった。マウス肝臓全RNA中にはほぼ10塩基長の低分子DNAが見いだされたが、それらの配列決定までは研究が進展しなかった。
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