研究課題/領域番号 |
26650011
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
伊藤 昭博 国立研究開発法人理化学研究所, 吉田化学遺伝学研究室, 専任研究員 (40391859)
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連携研究者 |
本 賢一 国立研究開発法人理化学研究所, 小林脂質生物学研究室, 専任研究員 (90333335)
工藤 紀雄 国立研究開発法人理化学研究所, 環境資源科学研究センター, 研究員 (80632421)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | Sirtuin / 代謝物質 / アセチル化 / SIRT2 / サーチュイン |
研究成果の概要 |
抗老化遺伝子として注目されているサーチュインはNAD依存的な脱アセチル化酵素を有し、細胞内のNAD/NADH比によってその酵素活性が制御されていることが知られているが、生理的な内因性阻害物質の存在は不明である。我々は脂肪酸代謝物であるアシルドーパミンが内因性のSIRT2阻害物質であることを明らかにした。種々のアシルドーパミンはSIRT2の酵素活性をin vitroおよびin vivoで阻害することを示した。加えて、SIRT2とアシルドーパミン複合体のX線結晶構造を解くことに成功し、アシルドーパミンによるSIRT2阻害の分子機構を解明した。
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