研究課題
挑戦的萌芽研究
オートファジーは細胞内大規模分解システムである。その駆動オルガネラであるオートファゴソーム膜の脂質成分解析の報告はこれまで全くない。そこで、我々が開発したビーズを用いたオートファゴソーム単離法を用いて、脂質成分解析を実施すべく研究を開始した。我々は本方法でプロテオミクス解析を行い、いくつか興味深い分子を発見している。その方法を改良し、より多くのビーズ(オートファゴソーム)を回収可能な条件を見出すことに成功した。その条件で回収したビーズから脂質を抽出し、質量分析にて解析したが、脂質のピークは検出限界以下だった。今後はさらに改良し、脂質が検出できる条件を見出し脂質成分解析を実施する予定である。
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すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (2件)
Methods
巻: 75 ページ: 128-132
10.1016/j.ymeth.2014.12.014