研究課題/領域番号 |
26650061
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
北田 栄 九州工業大学, 情報工学研究院, 准教授 (20284482)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ミトコンドリア / ウォルバキア / ボルバキア / 進化 / 共生 / 微生物 / ウォルバキア(ボルバキア) / 昆虫 / 共生細菌 |
研究成果の概要 |
ミトコンドリアの共生進化には2つの未解明な問題がある。一つは共生体ゲノムのほとんどが宿主の染色体遺伝子に転移したこと。二つ目は転移した遺伝子のタンパク質が、初期のミトコンドリア内に輸送されるシステムが構築されたこと。本研究では後者に注目する。真核生物と細胞内共生細菌ウォルバキア(あるいはボルバキアとも呼ぶ)のタンパク質をモデルとし、生物情報学と実験的解析からミトコンドリアの新しい進化的概念の提唱や実証を行った。この結果、ミトコンドリア輸送制御システムに類似性を持つウォルバキア遺伝子を複数発見した。また、ウォルバキア感染モデル哺乳動物細胞培養系の構築に成功した。
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