研究課題/領域番号 |
26650064
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
細胞生物学
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研究機関 | 兵庫県立大学 |
研究代表者 |
西谷 秀男 兵庫県立大学, 生命理学研究科, 教授 (40253455)
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連携研究者 |
塩見 泰史 兵庫県立大学, 大学院生命理学研究科, 准教授 (80380567)
林 晃世 兵庫県立大学, 大学院生命理学研究科, 助教 (20779350)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 細胞周期 / 紡錘体 / DNA複製 / スピンドル / タンパク質分解 / タンパク質 / DNA |
研究成果の概要 |
細胞周期において遺伝情報は、DNAの正確な複製と均等な分配により維持継承される。Cdt1は、複製開始に必須なライセンス化因子で、S期で分解され、M期になると安定化する。Cdt1のM期安定化機構の一つに、サイクリンA-CDKとの結合を抑制する機構が働くことが分かった。M期にCdt1の一部は、中心体近傍の紡錘体周辺に検出され、Cdt1をノックダウンすると、紡錘体形成が乱れスピンドルチェックポイントが活性化して、M期後期の開始が遅れた。M期にもCdt1が機能して十分量蓄積することにより、次のサイクルのDNA複製のライセンス化を確実に確立するようM期とS期が共役されていると考えられた。
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