研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究では、卵母細胞における紡錘体スケーリングの機構および役割を解明することを目指した。細胞質量を人為的に増減させたマウス卵母細胞をライブイメージングし、減数第一分裂における紡錘体動態を4D解析したところ、卵母細胞の細胞質量とともに紡錘体体積が変化することが分かった。これらの紡錘体の機能性について詳細に調べたところ、細胞質が大きいほど紡錘体の機能性が低下し、染色体分配エラーが起きやすくなることが分かった。これらの結果は、卵母細胞で染色体分配エラーが起きやすい理由の一つはその大きな細胞質にあることを示唆した(Kyogoku & Kitajima 2017 Dev Cell)。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 雑誌論文 (10件) (うち国際共著 1件、 査読あり 7件、 オープンアクセス 4件、 謝辞記載あり 4件) 学会発表 (25件) (うち国際学会 7件、 招待講演 25件) 図書 (1件) 備考 (6件)
PLoS ONE
巻: 11 号: 7 ページ: e0159917-e0159917
10.1371/journal.pone.0159917
Cell Reports
巻: 14 号: 11 ページ: 2718-2732
10.1016/j.celrep.2016.02.057
Developmental Cell
巻: 33 号: 5 ページ: 589-602
10.1016/j.devcel.2015.04.020
細胞
巻: 47 ページ: 17-20
細胞工学
巻: 34 ページ: 1063-1066
Nature
巻: 517 号: 7535 ページ: 466-471
10.1038/nature14097
PLoS One
巻: 10 号: 2 ページ: e0116783-e0116783
10.1371/journal.pone.0116783
巻: in press
実験医学
巻: 32 ページ: 865-869
Nucleus
巻: 5(6) 号: 6 ページ: 493-498
10.4161/19491034.2014.990858
http://www.cdb.riken.jp/lcs/index.html
http://www.riken.jp/research/labs/cdb/chromo_segr/
http://www.cdb.riken.jp/research/laboratory/kitajima.html
http://www.riken.jp/pr/press/2015/20150529_1/
http://www.cdb.riken.jp/news/2015/researches/0609_8071.html