研究課題/領域番号 |
26650107
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
形態・構造
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研究機関 | 愛媛大学 (2017) 北海道大学 (2014-2016) |
研究代表者 |
川上 良介 愛媛大学, 医学系研究科, 准教授 (40508818)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 集光特性 / 固定脳 / 生体脳 / 超解像顕微鏡 / 生体内集光特性 / 透徹化 / 収差 / ベクトルビーム / in vivoイメージング / 固定脳イメージング / 自己治癒効果 |
研究成果の概要 |
始めに固定脳スライスにおいてベクトルビームの効果を脳埋め込み蛍光ビーズ像から評価した結果、直線偏光においても領野において異なる光学特性を示すことが示唆された。次に、新たな透徹剤によって固定脳を透明化した結果、表面から数十μmの深さにおいては集光が保たれる条件を見出した。そこで超解像顕微鏡(構造化照明顕微鏡)へ応用し、通常では観察不可能であった深部領域において超解像効果が得られ、神経細胞シナプスのスパイン構造をより詳細に現すことに成功した。次に、生体脳における集光特性について解析した結果、そのカバーガラスの傾きや厚さ、浸液の屈折率の調整によって大きく改善することが明らかになった。
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