研究課題/領域番号 |
26650118
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
動物生理・行動
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
沼田 英治 京都大学, 理学(系)研究科(研究院), 教授 (70172749)
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連携研究者 |
中村 圭司 岡山理科大学, 地球環境学部, 准教授 (20309537)
大庭 伸也 長崎大学, 教育学部, 准教授 (20638481)
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研究協力者 |
門司 麻衣子
長谷川 聡
黒木 出
遠藤 淳
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 昆虫 / 時間生物学 / 概日リズム / 真社会性 / 亜社会性 / 親子関係 |
研究成果の概要 |
真社会性昆虫であるトビイロケアリと亜社会性昆虫であるタガメ、さらに社会性をもたないナガメにおいて時刻情報が親子間で伝えられるかどうかを検討した。トビイロケアリでは、女王もワーカーも条件によっては概日活動リズムを示したが、明暗サイクルを経験したワーカーが恒常条件におかれた同巣の女王に時刻情報を伝達するという結果は得られなかった。タガメでは父親の卵保護行動に概日リズムが見られたが、その行動が子世代の孵化時刻に大きな影響を与えている証拠は得られなかった。一方、ナガメでは何らかの形で母親が卵に時刻情報を伝達しているという証拠が得られた。
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