研究課題/領域番号 |
26650130
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
進化生物学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
牧野 能士 東北大学, 生命科学研究科, 准教授 (20443442)
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研究分担者 |
守屋 央朗 岡山大学, 異分野融合先端研究コア, 准教授 (60500808)
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連携研究者 |
河田 雅圭 東北大学, 大学院生命科学研究科, 教授 (90204734)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 全ゲノム重複 / 進化実験 / 酵母 / ゲノム重複 / 比較ゲノム |
研究成果の概要 |
本研究では世代時間が短く扱いやすい4倍体酵母を用いた進化実験系を確立し、全ゲノムが倍加後も機能的遺伝子クラスターが保持されつつ、大規模遺伝子消失が起きるかを検証した。4倍体酵母を紫外線照射しながら200日間培養した結果、ゲノム中に多くの突然変異が検出された。これら突然変異のうち有害変異が機能的遺伝子クラスター上にどのように分布しているかを調査した結果、同一染色体上の遺伝子クラスターで同時に有害変異が生じていることが明らかとなった。このことは、倍数化後に遺伝子がランダムに消失していくのではなく、機能遺伝子クラスターが保持されるよう選択が働いている事を示している。
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