研究課題/領域番号 |
26650154
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 千葉大学 (2016) 東北大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
高橋 佑磨 千葉大学, 大学院理学研究科, 特任助教 (00707622)
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研究分担者 |
鈴木 紀之 立正大学, 環境科学研究所, 客員研究員 (00724965)
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研究協力者 |
長太 伸章 独立行政法人国立科学博物館, 標本資料センター, 特定研究員
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 多様性 / 個性 / 人口動態 / 種内多型 / 生産性 / 多様性効果 / 色彩 / 行動 / 多型 / 個体群 / 動態 / 生態-進化フィードバック / 遺伝的多様性 / メタ解析 / 分布 / 絶滅 |
研究成果の概要 |
本研究では、多様性の進化が個体群の人口学的動態や系統進化に与える副産物的影響を明らかにするため、多様性の有無と人口動態の関係について系統種間比較と実証実験から検証・解析を行なった。系統種間比較を行なったところ、昆虫や脊椎動物の多くの分類群で、種内に色彩多型を有する種がそうでない種よりも分布域が広く、絶滅リスクが低いことが明らかになった。キイロショウジョウバエの行動多型に着目した実証実験では、平衡選択の働く条件下で集団に多様性がある場合に単型集団よりも集団の生産性が高まることが明らかになった。これらの結果は、種内多様性が個体群動態に影響することやそれが条件依存的に変化することを示唆している。
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