研究課題/領域番号 |
26650156
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
大林 夏湖 東京大学, 総合文化研究科, 学術研究員 (20448202)
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連携研究者 |
嶋田 正和 東京大学, 大学院総合文化研究科, 教授 (40178950)
若本 祐一 東京大学, 大学院総合文化研究科, 准教授 (30517884)
程木 義邦 京都大学, 生態学研究センター, 特定准教授 (60632122)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | シアノバクテリア / 表現型可塑性 / 窒素固定能 / 毒生産能 / シアノトキシン / アナトキシン / 表現型の可塑性 / 毒遺伝子 |
研究成果の概要 |
シアノバクテリアは、共通祖先が獲得した原始的形質として窒素固定能と毒生産能をもつ。しかしDNA分子系統解析により多くの分類群で両機能が失われつつあることが明らかになってきた。この理由として、両機能を保持するコストが生じているという仮説を立てシアノバクテリアの遺伝的変異系統を用いて検証した。ネンジュモ目の野外系統株を用い一細胞培養計測系での細胞計測手法の確立、遺伝子組み換え体の作成、および培地中の栄養塩濃度と毒遺伝子発現量の関連について解析を行った。その結果、毒遺伝子発現量は、窒素制限下でもっとも多く発現し、リン制限下では実験経過時間とともに減少することが明らかになった。
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