研究課題/領域番号 |
26650161
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生態・環境
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
浅見 崇比呂 信州大学, 学術研究院理学系, 教授 (10222598)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
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キーワード | 左右性 / 螺旋卵割 / 鏡像進化 |
研究成果の概要 |
自然集団の遺伝的背景のもとでは、左右逆に発生するだけで、動物の胚は奇形死亡率が増大する。この純化淘汰が内臓逆位の進化を抑制している。対して巻貝では、内臓逆位の逆巻系統がくり返し進化した。だがそれは、放精放卵せず交尾して繁殖する巻貝にかぎられる。しかし、野生集団で検出された左右反転因子が螺旋卵割の左右極性にもらたす母性効果を解析した結果、螺旋卵割の左右極性は右型か左型のどちらか一方に決定されるのではなく、両者の間の中間的な極性が連続的に実現されていることが判明した。
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