研究課題
挑戦的萌芽研究
我々のこれまでの研究により,操作デバイスに微小振動(わずかに感じるレベル)を付与し,デバイスを介して操作の主働筋をわずかに刺激することにより,トラッキング作業の精度が向上する場合があることが分かった.そこでこの効果を汎用的に利用するために,本研究では正の効果が得られる振動条件と,そのメカニズム(筋紡錘に確率共鳴現象が生じ,その機能が向上した効果と仮定)の解明を目的とした.実験の結果,筋紡錘のみ機能低下している場合にて操作精度が低下したことから,正の効果に筋紡錘が関与していること,そして振動条件には,操作の主働筋のある部位の共振周波数が含まれる可能性が示唆された.
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AHFE2014 conference book, Advances in Ergonomics In Design, Usability & Special Populations
巻: Part I ページ: 179-184