研究課題/領域番号 |
26660051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
植物栄養学・土壌学
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研究機関 | 国立研究開発法人 農業環境技術研究所 |
研究代表者 |
和穎 朗太 国立研究開発法人 農業環境技術研究所, その他部局等, 上級研究員 (80456748)
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研究分担者 |
橋本 洋平 東京農工大学, 生物システム応用科学府, 准教授 (80436899)
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連携研究者 |
平舘 俊太郎 農業環境技術研究所, 生物多様性研究領域, 上席研究員 (60354099)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | リン / 物質循環 / 熱帯林 / 土壌化学 / 土壌肥沃度 / 生物地球化学 / 森林土壌 / 炭素・リンの相互作用 / 物理分画 |
研究成果の概要 |
リンは窒素と並び、植物の生育を最も制限しやすい元素であるため、土壌中のリンの存在形態の解明が重要である。我々は、ボルネオ島キナバル山の自然林土壌を対象に、核磁気共鳴法(31P-NMR)等の手法を用いて、土壌生成因子(気候および母材)が土壌リン濃度と存在形態に及ぼす影響を評価した。土壌風化や有機物分解が早い低地では、土壌リンの多くは鉱物に収着した無機態リン(オルトリン酸)であり、分解の遅い高標高では、有機(エステル)態リンの割合が高かった。また、鉄酸化物を多く含む蛇紋岩土壌においてポリリン酸の存在割合が高いことが分かった。更に、比重分画からバルク土壌中のリン不均一性の規定因子を解析している。
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