研究課題/領域番号 |
26660071
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用微生物学
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研究機関 | 石川県立大学 |
研究代表者 |
栗原 新 石川県立大学, 生物資源環境学部, 寄附講座准教授 (20630966)
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研究分担者 |
松尾 道憲 京都女子大学, 家政学部, 准教授 (00335308)
辨野 義己 国立研究開発法人理化学研究所, イノベーション推進センター, 特別招聘研究員 (40087599)
片山 高嶺 京都大学, 生命科学研究科, 教授 (70346104)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 腸内細菌 / 代謝産物 / シンビオジェニック因子 / 共生 / コレステロール / 難培養性細菌 |
研究成果の概要 |
「食餌成分の一部が特定の腸内細菌を生育させる」という仮説のもと、サツマイモを摂取したイヌの糞便中の腸内細菌をサツマイモを添加した培地を用いてスクリーニングしたところ、Fusobacterium varium JCM6320と16S rDNAが97%一致する腸内細菌が得られた。また、「腸内細菌の代謝産物がコレステロール輸送ABCトランスポーターの活性に影響を与える」という仮説のもと、腸内常在菌優勢種の培養上清をスクリーニングしたところ、複数の腸内細菌由来成分がABCトランスポーターによるコレステロール排出を促進すること、マクロファージにおける炎症応答を抑制することを見出した。
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