研究課題/領域番号 |
26660089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
久米 一規 広島大学, 先端物質科学研究科, 助教 (80452613)
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研究協力者 |
Nurse Paul The Francis Crick Institute
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 細胞核サイズ / オルガネラ構造 / 細胞増殖 / 分裂酵母 |
研究成果の概要 |
核は、膜で覆われたオルガネラで、DNAの安定な維持に重要である。核の機能に重要な核サイズは、細胞サイズと比例関係にあり、核と細胞の体積比(ratio between nuclear and cellular volume、以下N/C ratio)は一定に保たれている。しかし、その制御機構については不明な点が多い。私たちは、真核細胞の核サイズ制御機構の理解を目指し、分裂酵母を用い、N/C ratio異常変異体の解析を行った。その結果、核サイズの制御には、核と細胞質間の輸送と脂質代謝が重要であることを明らかにした。がん細胞は肥大化した核を持つことから、本研究成果は細胞がん化の理解に貢献しうる。
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