研究課題/領域番号 |
26660092
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用生物化学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
今井 亮三 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 生物機能利用研究部門 遺伝子利用基盤研究領域, 主席研究員 (90291913)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 雪腐病 / 真菌 / セルロース / 抵抗性 / 雪腐病菌 / 糸状菌 / 菌体外多糖 / 生合成 / 糖転移酵素 / 植物病害菌 |
研究成果の概要 |
紅色雪腐病菌歯Microdochium nivaleはコムギ等の越冬性穀類に感染する好冷性糸状菌である.本菌は菌体外にセルロースと考えられる多糖を分泌し,植物由来の防御タンパク質から身を守っている.そこで本研究ではM. nivale株からセルロース生合成遺伝子を単離することを試みた.ドラフトゲノムシーケンス情報から,セルロース合成酵素と高いホモロジーを示す遺伝子CSL1, CSL2が見出された.アグロバクテリウムを介した形質転換系を確立後,これらの遺伝子の破壊株を作出した.しかし何れの変異体も,菌体外多糖の分泌したため,CSL以外の遺伝子が生合成に関与している可能性が示唆された.
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