研究課題/領域番号 |
26660105
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
榎本 淳 群馬大学, 大学院理工学府, 准教授 (70183217)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | ミルク / ペプチド / T細胞 / 1型糖尿病 / 慢性関節リウマチ / 自己免疫疾患 / 鶏卵アレルギー / 免疫抑制剤 / 免疫抑制因子 / サイトカイン / NODマウス / 抗原提示細胞 / アレルギー疾患 / マウス |
研究成果の概要 |
ミルクには未知の免疫抑制因子が存在するのではないかという筆者独自の考えに基づき検討したところ、牛乳より新たに分離したミルクペプチド画分(MPF)がBALB/c、NOD、OVA-IgEマウスのT細胞に直接作用し、それらの増殖応答やサイトカイン応答を有意に抑制できることを見出した。さらに、MPFはNODマウスの1型糖尿病の発症も抑制できることが明らかとなった。これらの知見は、MPFがアレルギーや自己免疫疾患の予防や治療に応用できる可能性を示唆するものであるといえる。
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