研究課題/領域番号 |
26660117
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
食品科学
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
山地 亮一 大阪府立大学, 生命環境科学研究科(系), 教授 (00244666)
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研究分担者 |
岩田 晃 大阪府立大学, 総合リハビリテーション学部, 准教授 (90382241)
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連携研究者 |
足達 哲也 湊川短期大学, 人間生活学科, 教授 (60345014)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
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キーワード | β-カロテン / 骨格筋 / ビタミンA / レチノイン酸受容体 / BCMO1 / 機能性食品成分 / 分子栄養学 / 栄養学 |
研究成果の概要 |
β-カロテン摂取はヒラメ筋の筋線維の断面積を増加し、筋量を増加した。増加したヒラメ筋では単収縮は増加傾向を示し、強収縮力が増加した。最大等尺性収縮力に差はなく、質の維持された筋線維が増加した。β-カロテン摂取はタンパク質合成を促進し、ユビキチン化タンパク質レベルを低下させた。一方、β-カロテンはβ-カロテン代謝酵素のBCMO1をノックダウンした筋細胞でもレチノイン酸受容体(RAR)活性を向上させ、またBCMO1ノックアウトマウスでもヒラメ筋重量を増加させた。つまりβ-カロテンは質的に維持されたヒラメ筋の量を増加し、β-カロテン自体がRARのリガンドとして機能することが示唆された。
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