研究課題/領域番号 |
26660131
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
森林科学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立環境研究所 |
研究代表者 |
渡邊 未来 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (50455250)
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研究分担者 |
高津 文人 国立研究開発法人国立環境研究所, 地域環境研究センター, 室長 (30514327)
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連携研究者 |
木庭 啓介 国立大学法人京都大学, 生態学研究センター, 教授 (90311745)
仁科 一哉 国立研究開発法人 国立環境研究所, 地域環境研究センター, 主任研究員 (60637776)
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研究協力者 |
村田 恵理子
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | 窒素酸化物 / 窒素安定同位体比 / 窒素飽和 |
研究成果の概要 |
本研究では先ず,窒素酸化物の窒素安定同位体比(δ15N-NOx)の新たな測定法を開発した。本法では,フィルターパック法でNOxを定量的に捕集し,続く脱窒菌法で同位体分別を受けずにδ15N-NOxを測定できる。次に,本法を現地観測に適用して,窒素飽和森林における大気中NOxの起源推定を行った。森林大気のδ15N-NOxは,都市大気のδ15N-NOxより低いが,土壌から放出されるδ15N-NOよりも高かった。2起源混合モデルによる解析の結果,本研究で観測した森林大気NOxは,81%の都市大気NOxと19%の土壌放出NOxで構成されていることが示唆された。
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