研究課題
挑戦的萌芽研究
一部の放射性核種やそれらの安定核種は重金属として環境中に残留する.その重金属と担子菌が産生する菌体外多糖(シース)には親和性があると言われている.本研究課題では,まず,約 50 種類の担子菌のシースの産生の有無や産生条件を調べた.特に,リグニン分解性担子菌 Ceriporiopsis subvermispora は,バニリン添加時にシースの高産生が認められた.また,シースの生合成系の知見を得るためにプロテオミクスの手法を用いて C. subvermispora のシース高産生時に発現が変化するタンパク質を 100 個以上同定した.一方,本菌やシースの固定化や重金属の吸着についても試みた.
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