研究課題/領域番号 |
26660142
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
木質科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
西村 裕志 京都大学, 生存圏研究所, 助教 (50553989)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | biomass / lignin / biophoton / fungi / wood / biodegradation / バイオマス / 木材腐朽菌 / バイオフォトン / リグニン / 化学発光 / きのこ / 担子菌 / 質量分析 |
研究成果の概要 |
木材腐朽菌は、自然界において、木質成分の主要な分解者である。特に難分解性のリグニンの分解機構は重要な課題である。これまでリグニン分解酵素、メディエーターによる研究、分解化合物の同定による研究が行われてきた。しかしながら、木材腐朽菌が木質成分を分解するアクティビティーをリアルタイムにモニタリングする手段は限られていた。本研究では分解時に生じる微弱なバイオフォトンを可視化、イメージングし、経時的に追跡した。また生分解時に生じる二次代謝産物について分光学的解析を行った。このように、本研究は木材腐朽菌による木質成分の分解機構を動的に捉える新しい展開につながった。
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