研究課題/領域番号 |
26660156
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 北見工業大学 |
研究代表者 |
松本 経 北見工業大学, 工学部, 研究員 (90507170)
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研究分担者 |
中山 恵介 神戸大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (60271649)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | シロザケ産卵河川 / オオワシ / 安定同位体比 / レーダー観測 / 海由来栄養 / シロザケ産卵場 / 産卵河川 / 越冬環境 / 採餌環境 / シロザケ自然産卵 / 衛星追跡型発信機 / 回収型記録装置 / 寒冷地生態系 / シロザケ野生魚 |
研究成果の概要 |
近年、シロザケ(以下サケ)の産卵場の保全が急務とされているが、産卵状況を現地観測で把握するには限界があった。産卵場には冬の渡り鳥であるオオワシが飛来し、サケを採食することが知られている。本研究では、サケの捕食者であるオオワシの分布や採食の情報を野外で収集し、餌場であるサケの産卵場の位置や規模を推定する技術を考案した。鳥個体を対象としたレーダー追跡や河畔の植物に含まれる炭素・窒素の安定同位体比を用いた手法を統合して検証した結果、オオワシと植物の安定同位体比の分布パターンはサケの産卵個体数や分布範囲によって変化することが明らかとなり、両者はサケの産卵状況を示す有効な指標になると考えられた。
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