研究課題/領域番号 |
26660161
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生産科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
山口 敦子 長崎大学, 水産・環境科学総合研究科(水産), 教授 (10310658)
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研究分担者 |
古満 啓介 長崎大学, 水産学部, 助教 (30554266)
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研究協力者 |
WYFFELS Jennifer
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 胚休眠 / 繁殖 / 板鰓類 / エイ類 / 胎仔 / 子宮 |
研究成果の概要 |
トビエイ亜目を中心に定期的なフィールド調査を行い、細胞レベルでの胚の発生段階を詳細に調べるとともに、親魚の成熟状態や胎仔への栄養供給について明らかにした。そのうち、アカエイについてはほぼ完全なデータセットを揃えることに成功した。これまでアカエイについては胚休眠期がなく、極めて短い妊娠期間を経て胎仔の発達が完了し、出産されると考えていたが、実際には受精後まもないステージ1の段階で胚の発生は突然休止して休眠卵となり、短期の胚休眠期を経て発生が再開された後はステージ9の発育段階まで一気に到達し、出産に至ることが判明し、ごく短期間の胚休眠期が存在することが初めて明らかになった。
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