研究課題/領域番号 |
26660173
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
水圏生命科学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
征矢野 清 長崎大学, 海洋未来イノベーション機構, 教授 (80260735)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 春機発動 / 初回成熟 / 生殖腺発達 / 脳下垂体 / 成熟関連ホルモン / 年齢 / 成長 / 脳 |
研究成果の概要 |
魚類の春機発動(生まれて初めて成熟すること)の生理メカニズムの解明に向けて、脳内で発現するキスペプチン遺伝子の発現、脳下垂体における生殖腺刺激ホルモン遺伝子の解析を行った。また、初回成熟を左右する成長と年齢の関係をハタ科魚類を用いて調べた。その結果、脳内におけるキスペプチン遺伝子の配列が明らかになるとともに、その測定が可能となった。この遺伝子は、卵黄蓄積を行っている個体で高い発現がみられた。また、魚種によって生殖腺刺激ホルモンの発現は性分化前と後で異なることがわかった。さらに、同じハタ科魚類であっても、初回成熟の決定に強く関わる因子は年齢である場合と成長である場合があることがわかった。
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