研究課題/領域番号 |
26660188
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 弘前大学 |
研究代表者 |
佐々木 長市 弘前大学, 農学生命科学部, 教授 (30162374)
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研究分担者 |
松山 信彦 弘前大学, 農学生命科学部, 准教授 (20261430)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 農地整備・保全 / 農地の重金属汚染 / 成層水田 / カドミウム / 浸透型 / 客土 / リンゴ園 / 汚染土 / 複合汚染 / 銅 / ヒ素 |
研究成果の概要 |
複合汚染農地の水田転用は、稲体へのカドミウムの移行が懸念される。本研究では、青森県内のリンゴ園土壌中の各種重金属濃度を調査したうえで,複合汚染農地の水田転用を想定して成層水田模型を作製し、客土(層厚や混層耕)及び浸透型が稲に及ぼす影響を調査した。 土壌調査では、銅などの重金属濃度が高い園地が観察された。成層水田模型実験で、客土厚を12.5cmと薄くしても下層の汚染土濃度を1.0mg/kg以下にすると浸透型に関わらず汚染米が検出されず、また客土厚25cm以上が浸透型の如何によらず安全という結果となった。混層耕と組み合わせた経済的な客土厚及び浸透型の相違による玄米への影響が明らかとなった。
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