研究課題/領域番号 |
26660195
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
地域環境工学・計画学
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研究機関 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究代表者 |
坂田 賢 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 中央農業研究センター 水田利用研究領域, 主任研究員 (00584327)
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研究分担者 |
北川 巌 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門 農地基盤工学研究領域, 上級研究員 (30462360)
谷本 岳 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構, 農村工学研究部門 農地基盤工学研究領域, 主任研究員 (40414619)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 気候変動 / 高温登熟 / 適応策 / 水管理 / 散水灌漑 / 外観品質 / 水稲 / 生育 / 水稲生育 |
研究成果の概要 |
気候変動による猛暑の増加に伴い,稲の高温登熟障害対策は重要度を増している.可能な対策の一つに水管理が挙げられるが,穂の温度を直接低下させる灌漑手法は検討されていない.本研究では出穂後にスプリンクラーを用いて灌漑を行い,水量,回数,時間帯について効果を検証した.
灌漑時間帯を朝,昼,夕に設定したところ,夕方の灌漑が穂周辺の温度を最も低下させられることを示した.次に,灌漑時間帯を夕方に設定し,灌水量を3段階に分けて灌漑を実施したところ,いずれも対照区と比較して温度が低下したが,水量による差は見られなかった.灌漑の回数を3段階に分けて実施したところ,1回に灌漑を行う場合が最も温度が低下した.
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