研究課題/領域番号 |
26660197
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
農業環境・情報工学
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研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
中野 浩平 岐阜大学, (連合)農学研究科(研究院), 教授 (20303513)
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研究分担者 |
松尾 誠治 東京大学, 工学系研究科, 助教 (20302755)
竹谷 敏 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 物質計測標準研究部門, 主任研究員 (40357421)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | 鮮度保持 / ハイドレート / 二酸化炭素 / 青果物 / ポストハーベスト工学 / 農業工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、比較的低圧条件で水と反応してハイドレートを形成するCO2に注目し、内部にCO2ハイドレートを生成させ細胞内水の流動性を低下させることを基本原理とする新規な長期品質保持技術の開発を目的とした。種々の青果物を3MPaCO2-3℃の環境におくことによって、果実内をネットワーク状に分布する細胞間隙にCO2ハイドレートが生成されることがX線分析技術によって確認された。また、CO2ハイドレートの内部生成によってアスコルビン酸が保持された一方で、果肉の著しい軟化や褐変化が認められた。CO2ナノバブル水浸漬による前処理と空気による加圧を組み合わせることでこれらの欠点を克服できた。
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