研究課題/領域番号 |
26660242
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
獣医学
|
研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
大和 修 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 教授 (80261337)
|
連携研究者 |
川﨑 安亮 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 教授 (50211181)
矢吹 映 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (10315400)
三浦 直樹 鹿児島大学, 農水産獣医学域獣医学系, 准教授 (80508036)
|
研究協力者 |
岩永 朋子 鹿児島大学, 共同獣医学部・動物病院, 特任助教
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
|
キーワード | 高齢性慢性疾患 / 遺伝子病 |
研究成果の概要 |
本研究は、犬猫の高齢性慢性疾患に潜伏する遺伝子病の高頻度潜在性を証明しようとする研究である。 ライソゾーム病に含まれる数疾患をスクリーニングするために、犬猫の酵素活性の対照値を作成した。ハイリスクスクリーニングによって、猫ムコ多糖症VI型を診断し、新規原因変異を同定した。遅発型の神経セロイド・リポフスチン症の犬2症例および遺伝性拡張型心筋症の猫1症例を同定した。 また、猫のムコ多糖症VI型とピルビン酸キナーゼ欠損症、犬の網膜萎縮症と変性性脊髄症の分子疫学調査を実施した結果、これらの疾患は品種により非常に高い頻度で潜在しており、伴侶動物の臨床において重要な遺伝性高齢性慢性疾患であると判明した。
|