研究課題
挑戦的萌芽研究
血中循環腫瘍細胞(CTC)の計数は悪性腫瘍の転移を予測する上で有益と考えられる。本研究では、上皮系組織関連タンパク質のmRNAをマーカーとして、モデル癌細胞をスパイクした血液からの定量的なTCT検出系の確立を試みた。解析した35種類の分子中、CK19, AGR2, IRX3, UPKB1, TACC2はモデル癌細胞を加えた末梢血のみから検出された。CK19およびTACC2については1細胞/1mlの精度で検出できた。CK19およびTACC2はCTCマーカーとして有望と考えられた。
すべて 2015 その他
すべて 雑誌論文 (1件) (うち査読あり 1件、 オープンアクセス 1件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
Biomedical Research
巻: 36 号: 2 ページ: 155-158
10.2220/biomedres.36.155
130005065275
http://www.nvlu.ac.jp/research/005.html/