研究課題
挑戦的萌芽研究
カザフスタン在来馬は、祖先としての野生馬の遺伝的影響を強く残している可能性が推測されている。そこで、本研究ではこの在来馬集団の遺伝的特徴を明らかにすることを試みた。106個体の在来馬について、ミトコンドリアDNAおよびY染色体マーカーのハプロタイプ、特定の形質に関わる遺伝子の遺伝子型を調べた。その結果、ミトコンドリアDNAのハプロタイプから、母系の遺伝的多様性は高く、固有の特徴をもつことが明らかとなった。一方、Y染色体ハプロタイプから、父系では西洋系品種との関連性が示唆された。歩様、運動特性、体高に関わる遺伝子の遺伝子型からは、これらの形質について強い選抜が行われていない可能性が示唆された。
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