研究課題/領域番号 |
26660282
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
環境農学(含ランドスケープ科学)
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研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
比良松 道一 九州大学, 持続可能な社会のための決断科学センター, 准教授 (30264104)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 有機栽培 / 土壌水分 / 土壌微生物 / 野菜 / 抗酸化成分 / 味 / 品質 / 活性酸素消去活性 / 土壌硬度 / 土壌微生物相 / 畑地植生 |
研究成果の概要 |
有機栽培野菜の品質の安定性を左右するといわれる有機物の分解過程を、土壌水分の制御によって変化させることにより、有機栽培における有機物の分解過程と土壌微生物の多様性との関係、および、栽培土壌における土壌微生物の多様性と野菜の品質との関係を明らかにし、有機農業の成否を左右する栽培環境要因を考察した。土壌水分含量が過多になると、土壌に投入した有機物の土壌微生物による分解過程に大きく影響し、土壌の団粒構造、栄養条件、野菜の味を変化させた。その一方で、過剰な土壌水分は、土壌微生物の多様性・活性や野菜の糖度や抗酸化成分には影響しないことも明らかとなった。
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