研究課題/領域番号 |
26670018
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物理系薬学
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研究機関 | 静岡県立大学 |
研究代表者 |
奥 直人 静岡県立大学, 薬学部, 教授 (10167322)
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研究分担者 |
浅井 知浩 静岡県立大学, 薬学部, 准教授 (00381731)
清水 広介 静岡県立大学, 薬学部, 講師 (30423841)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 核酸医薬品 / RNA干渉 / ポリカチオンリポソーム / がん治療 / マイクロRNA / 血管正常化 / TEPA-PCL / miR499 / miR-499 / 腫瘍血管新生 / 併用療法 / ドキソルビシン / 新生血管標的化 |
研究成果の概要 |
がんは我が国死因別死亡率第一位の疾患である。がん部位では、がん細胞が栄養を得るために新しい血管が形成される。この血管新生の抑制は、がんの増殖を抑えるとともに、血管を正常化し、抗がん剤を働きやすくする。本研究では当初より抗がん剤との併用を目的に、生体内で一連の血管新生に関わるタンパク質合成を抑制し、血管正常化を促進することが期待される核酸分子を用いた副作用が少なく高い血管正常化作用を示す薬剤を開発を目的とした。実際にがんを移植したマウスにおいて、核酸医薬品ががん部位の血管を正常化し、抗がん剤をがんに行き易くした。そして核酸医薬品と抗がん剤を併用することにより、がんの増殖を抑えることに成功した。
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