研究課題/領域番号 |
26670041
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
薬理系薬学
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研究機関 | 国立医薬品食品衛生研究所 |
研究代表者 |
諫田 泰成 国立医薬品食品衛生研究所, 薬理部, 室長 (70510387)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 乳癌 / 癌幹細胞 / ユビキチンリガーゼ / 薬剤耐性 / 創薬 / エストロゲン受容体 / エストロゲン |
研究成果の概要 |
乳癌は癌幹細胞により形成されると考えられるが、未だ癌幹細胞を標的とする治療薬は実現していない。本研究では、ALDH陽性の癌幹細胞モデルの遺伝子解析により、癌幹細胞の新規標的分子としてCHIPを明らかにした。CHIPのノックダウンによりALDH陽性細胞が増加し、逆にCHIP過剰発現により減少したことから、CHIPは癌幹細胞を負に制御することが示唆された。次に、CHIP発現を上昇する化合物により、濃度依存的にALDH陽性細胞の増殖が抑制された。さらに、CHIPによる制御機構を明らかにするため、現在、CHIPの基質の探索を進めている。以上により、CHIPによる乳癌幹細胞の増殖制御を明らかにした。
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