研究課題/領域番号 |
26670059
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 岐阜薬科大学 |
研究代表者 |
永澤 秀子 岐阜薬科大学, 薬学部, 教授 (90207994)
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連携研究者 |
増永 慎一郎 京都大学, 原子炉実験所, 教授 (80238914)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ホウ素中性子捕捉療法 / ホウ素キャリア / 化学的分子送達システム / がん / 腫瘍 |
研究成果の概要 |
ホウ素中性子捕捉療法における新規ホウ素キャリアの開発を目指して、pepducinのユニークな細胞膜透過機能に着目した膜透過性ホウ素クラスタの設計と合成を行った。臨床で用いられている低毒性のホウ素キャリアであるBSH(sodium borocaptate)は、陰イオン性ホウ素クラスターで細胞膜を透過しないが、pepducin由来のリポペプチドとのハイブリッド分子に変換したところ、細胞膜透過性を示した。さらに、細胞内取り込みを指標として、pepducinのペプチド配列と脂質構造及びリンカー構造などの構造展開を行ったところ、それらの構造と細胞内取り込みに相関があることを見出した。
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