研究課題/領域番号 |
26670061
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
創薬化学
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研究機関 | 独立行政法人医薬基盤研究所 |
研究代表者 |
角田 慎一 独立行政法人医薬基盤研究所, 創薬基盤研究部, プロジェクトリーダー (90357533)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2015-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2014年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2014年度: 3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
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キーワード | cancer stem cell / IFN-alpha / phage display library / 蛋白質 / バイオ医薬 / がん |
研究成果の概要 |
がんの薬物治療を前進させるためには、抗がん剤抵抗性であるがん幹細胞(Cancer Stem Cell; CSC)をたたく方法論が必要である。CSCの抗がん剤抵抗性は、細胞周期が静止期に維持されていることに大きく依存するが、近年、CSCの細胞周期静止メカニズムが、IFN-αのシグナル伝達抑制によることが明らかとなってきた。これは、強力なIFN-αのシグナルを加えることができれば、CSCの抗がん剤抵抗性を解除できることを意味する。本研究は、生物活性に優れた機能改変型IFN-αを創製し、それによりCSCの抗がん剤抵抗性を打破するという、シンプルかつ有効ながん治療法の可能性を探った。
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